ねえさんのように、上手に狩りがしてみたい。
いもうとライオンは、家族から離れ、一匹で狩りに出かけていきました。
バブーンの狩りに失敗した、いもうとライオンは、ダチョウの親子を見つけ、狙いを定めます。
ライオンの家族が何かを感じ取り、行動するあたりから、読んでいるこちらも緊張してきました。
果たしてどうなったのだろう…いもうとライオンは…ダチョウの親子は…。
終盤、驚きの結末が待っています。
吉田遠志さんのこのシリーズは、どれも、自然界に生きていくことの厳しさを、ごまかしなしで語っています。
絵本版「野生の王国」(今は「ダーウィンが来た!」かな)といったところでしょうか。