話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

バーバパパのはこぶね」 ととくろさんの声

バーバパパのはこぶね 作:アネット・チゾン タラス・テイラー
絵:アネット・チゾン タラス・テイラー
訳:山下 明生
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1975年11月
ISBN:9784061287631
評価スコア 4.46
評価ランキング 11,084
みんなの声 総数 70
  • この絵本のレビューを書く
  • 私たちは悪役です

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    バーバパパはたくさんシリーズがあるんですね。
    カラフルで愉快な彼らなのに、
    中にはかなりシニカルな内容のものもあり、びっくり。
    この「はこぶね」はその最たるものです。

    人間のせいで動物たちは住むところがなくなり、
    バーバパパたちは彼らに安心して住める避難所を作ります。
    やがてそこも住むには苦しくなり、
    はこぶねを作って、宇宙へ避難する、という内容です。

    バーバパパたちはいつだって弱いものの味方です。
    人間が全面的に悪である本作は
    自分も、悪事に加担している一員なのではないか?と感じ、
    ゾワゾワと落ち着きませんでした。
    心を入れ替えた人間が地球に緑を戻したのをみて
    はこぶねは帰ってきます。救いのある結末です。

    もはや神のつかいのようなバーバパパ、
    彼らの脱出劇には戒めを強く感じます。
    実際に動物たちは減少し、自然も工業に汚されていて。
    バーバパパたちが今、地球をどう見ているか、
    問うてしまう絵本です。

    投稿日:2015/07/10

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「バーバパパのはこぶね」のみんなの声を見る

「バーバパパのはこぶね」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



年齢別で絵本を探す いくつのえほん

みんなの声(70人)

絵本の評価(4.46)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット