エミリーの家の庭にある樫の木が、倒れる前にエミリーと弟に海の冒険の旅をプレゼントとしてくれたんだなあ、と素直に感じることのできた絵本でした。淡々とした押さえた語り口は、読者の想像の入る余地を残してくれているのではないでしょうか?
大きな樫の木は強風に倒れてしまったけれど、その子どものどんぐりから、新しい命が生まれる。そんな当たり前のことを教えてもらいました。
子どもって、どんぐりが大好きです。どんぐりからいくつも遊びを考えだします。そんなどんぐりですが、今まで育ててみようと考えたことはありませんでした。今年は、まいてみようかな、どんぐり。