いろんなタイプの絵本を沢山だしているバーニンガム。その最初の絵本ということで、読んでみました。
主人公のボルカは、はねのないがちょう。そのせいで、ボルカは家族から置いていかれ、ひとりぼっちになります。
なんて悲しい、とせつなくなりましたが、その後の展開に救われました。
やさしい人に出会って、最高の居場所にいきつくからです。
不運な状況になっても、だからこそ、出会える縁も、いきつく場所もあると思えるお話でした。
そして、なによりバーニンガムの絵がお話をささえていました。甘さはありませんが、力強くて、お話によくあっていました。