大好きなぬいぐるみのブルーカンガルーに対する、リリーの気持ちがいじらしくて、このシリーズは気に入っています。
今回は、リリーが困ったちゃんになって、様々ないたずらをして、それをブルーカンガルーのせいにしてしまいます。そんなリリーをそばで見ているブルーカンガルーは悲しそうだったり、心配そうだったり。そして、最後にはリリーを救ってあげます。でも、このブルーカンガルーの気持ちは、ひょっとするとリリーの心を表しているのではないかしら。いたずらしながらも、まずいなあ、こんなことしなきゃよかった、あやまらなくちゃ、と心の半分では思っている。子供ってそんなものかもしれません。