思い出の一冊です。
雪だるまとのツーショットの写真が、息子のアルバムの中には随分あります。
この絵本の主人公の雪だるまくん、うちの雪だるまとちょっとは違います。
お鼻がにんじん。
素敵な帽子をかぶって、
ボタンまで付いています。
さて、作った本人なのか庭を家の中から見つめるリーザちゃん。
雪だるまさんが、寒そうに思えて、お茶をごちそうしちゃいます。
どうなるのかしらと、思っていたら、うちの雪だるまには絶対ない足が…。
歩き出した雪だるまさんを追いかけ、息子はページを先に捲りたがりました。
大きな町の賑やかな様子や、クローバー畑等、とても細やかに丁寧に描かれていて、どの場面も美しい。
我が家の雪だるまが溶けてしまった時、この絵本を思い出したように「しろくまのところへいったのかな?」と聞かれた事がありました。