えかきうたのほん」 ガーリャさんの声

えかきうたのほん 作:中村 柾子 西巻 茅子
絵:西巻 茅子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1993年05月
ISBN:9784834011692
評価スコア 4.43
評価ランキング 12,159
みんなの声 総数 20
「えかきうたのほん」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 自分で描いた絵が動き出す!

    おえかきと歌が大好きな娘のために購入した本ですが、「えかきうた」は娘にとって初めて。1回目に読んだときには、えかきうたごとに、「ふーん」と、わかったようなわからないような?反応を示しただけでしたが、翌日、色鉛筆を手に、本の中のえかきうたを歌いながら「めがね」を描いた娘。嬉しさあまり、親の欲が出て、「もっと他の絵も!」と、「えかきうたのほん」を持ってきてみると、・・・。意外にも、子どもにとって、三角を描くのが難しいんですね。お人形の「リリコ」も「こぶた」も「おうち」も三角形があるので、とがった角をうまくかけない娘は、最初から悪戦苦闘。もう1つ、いつもは自由に、自分の描きたい絵を、好きな色で、好きな線で描いている娘にとって、えかきうた通りの形に描く、ということが、ものすごいプレッシャーとストレスに感じてしまったようです。お子さんの性格や、絵本を与える時期にもよると思いますが、単純に「お絵かきが好き=えかきうたが好き」というふうにはいかないんだな、ということがわかりました!その夜、お風呂に入りながら、湯気で曇ったガラスに、えかきうたの絵を2人でいっしょに歌いながら描いてみると、今度は、とっても楽しく、のびのびと描けて、それをきっかけに、3日目には、6つすべてのえかきうたを覚えてしまった娘でした。今も、このお話が大好きで、毎日読んでいます。自分で描いた絵が動き出す、という小さなファンタジーが、子どもの心を捉えるのでしょうね。絵もとてもかわいらしく、えかきうたの絵と背景のほかの絵がこれほど違和感なく溶け合っているのも、西巻茅子さんならではのこと、と思います。

    投稿日:2008/02/22

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「えかきうたのほん」のみんなの声を見る

「えかきうたのほん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ひつじシステム
    ひつじシステム
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    めくるめく羊の世界!羊を数えると眠れるらしい。羊が1匹、、2匹、…108匹、ちくわ!、そうめん!?…


ねこねこ日本史シリーズ 累計190万部突破 日本一かわいくて学べる歴史マンガ

みんなの声(20人)

絵本の評価(4.43)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット