人の仕事は簡単に見えて羨ましく思ってしまうものなのだなという事をこの絵本から教えてもらった気がします。そして、人は焦れば焦るほどいつもではしないようなミスもしてしまうものなのかなと思いました。なにをやっても失敗してしまうおやじさんが滑稽でもあり可哀そうでもありページをめくるたびに”頑張って!”と応援したくなる絵本でした。最後の場面が印象的でした。いつも怒鳴られているおかみさんといつも怒鳴っている旦那さんの立場が逆転していたのがこの物語を締めくくっていたのが良かったです。個人的に牛を見張るやり方はとてもいいなと思いました。