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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

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いまいましい石」 ヒラP21さんの声

いまいましい石 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,815
発行日:2003年11月
ISBN:9784309267005
評価スコア 4.47
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みんなの声 総数 16
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  • オールズバーグならではの作品です

    航海日記に描かれた不気味な出来事。
    淡々とした文章とさりげない絵で通していることが、かえって話の不気味さを強調しているように感じました。
    Wretchedをいまいましいと訳したこともなにかあるかもしれません。

    航海していて、立ち寄った地図にない島。
    土産代りに船に持ち込んだのが「不幸を呼ぶ石」。
    放射能のような石の発するエネルギーで猿になってしまった船員たち。
    14枚の光景の中に、とんでもない物語を凝縮してしまったのは見事だと思いました。
    余韻を残したハッピーエンドですが、怖いまま終わっていたらちょっと子どもには薦められないかも。

    投稿日:2010/08/22

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