自分の命は自分一人のものではないということを、大人も子どもももっと深く考えなければいけない時代なんだなあと思いました。
子どもたちには、素直に、
「おばあちゃんのおばあちゃんってどんな人なんだろう・・・。」
と、考えることができたようです。
「途中で、誰か一人でも病気や災いで命を落としていたら、今の自分はないんだ。」
ということを大人の私も考えさせられた絵本です。
そして、未来の子どもたちのことまで親子で話し合いました。
「お母さんはあなたに『命のバトン』をつないだよ。」
「バトンは赤ちゃんを産まなくてはいけない」
という意味ではなく、「今ある命を大切にしてほしい、自分はたくさんの命を受け継いだ存在なんだ。」と気付いてほしい。
何度も何度も読み返して開きになっているページは破けてテープでつないだ後がびっしりですが大切な絵本になりました。
(もう少し、しっかりした紙質ならいいな、なんて思ったのは私だけ?)
お勧めです。