せいくんが作った紙ひこうき、勢いよくとばしたら。
びゅんびゅん高く高くとんでいく。
紙ひこうきはいつの間にかせいくん、
君自身じゃないか。
せいくんの紙ひこうきを追いかける視点から
紙ひこうきからの視点に突如変わります。
本物のひこうきからみおろしたような
空高くからの風景。
胸のスッとするストーリーです。
娘は「紙ひこうきはどこに行ったの?」と聞いてきました。
紙ひこうきからの風景なんだよ。というと
「ふーん」とページを眺めていました。
わかったのかな。
親子でよく飛ぶ紙ひこうきを作りたくなる絵本です。