この中川さんの作品は、どこかひょうきんなキャラクターが多いですよね。
この絵本の中では主人公スワニーのお隣に住んでいる、しまふくろうの「しまぶくろさん」がいち押し。
電話をすれば、間違い電話のふりをするし、自分で自分をお届け物にしてハンコをもらって喜んじゃうし。
「だるまさんがころんだ」をすれば、「だるまはころばん」とか、「だるまさんはゆれている」とか言ってくれちゃう。
スワニーが主人公だというのに、わき役の、このしまぶくろうさんから目が離せません。
小題ごとのラストに、スワ二ーとしまぶくろさんの日記がついていて、そちらもすごく、面白かったです。