うーむ、なんとも不思議な世界です。
奥の深い内田麟太郎ワールドに、
個性的な荒井良二カラーがのっかったというか。。
すやゃーん、すやゃーん。
たこの8ちゃんが昼寝をしていると
どこかの誰かの声がしました。
「昼寝ばかりしてないで出かけた、出かけた」
その声は、出かけるといいことがあると言います。
8ちゃんが「いいことがあるの歌」を歌いながら
浜辺へ出かけると“力比べ大会”が始めるとのこと。
8ちゃんの気になっている(らしい)、
さくら貝のさくらさんも見に来ると聞いて、
8ちゃんは力比べに参加することにしました。
8ちゃんの対戦相手は「小岩」。
8ちゃんの5倍もあろうかという大きさの岩は
びくともしません。
数々の対戦の結果、一番強いのはクジラらしいとの結果。
そこへ“待った”をかける、海の声がします。
何でも、クジラを持ち上げているのは俺さまだと。
「ちょいと、待ったぁー!」
海に待ったをかけたのは、地球。
たしかに地球は海も山も持ち上げています。
一見、地球の勝利のように取れますが、
8ちゃんは夜空を見上げながら、気付くのでした。
地球を一惑星として包み込んでいる、
“宇宙”という、とてつもなく大きな存在に。
そのことに気付いた8ちゃんが
「とってもいいことが分かった」と
満足そうにしているのが、なんだか消化不良な感じでした。
ちょっと回りくどい表現で理解が難しく、辛口評価となってしまいました。m(_ _”)m