ピアノが好きな娘に読ませようと、図書館で借りてきました。
幼くして両親をなくしたデビーは、ピアノの調律師のおじいちゃんに引き取られます。
おじいちゃんは、デビーにピアニストになってもらいたいのですが、
デビーはおじいちゃんのような、立派な調律師になりたいのです。
子どもがなりたい夢と、大人がなってもらいたい夢は違うものです。
でも、デビーの決心はまったく揺るぎません。
周りの人たちからも、後押しされて、おじいちゃんは孫娘の夢を手助けすることを決心します。
小さい頃から、自分のやりたいことを見つけるだけでも、幸せなことだと思います。
その夢に向かって、自分なりに努力し、勉強しているすがたに、感動します。
自分が何がしたいのか悩んでいる子どもに、その親に読んでもらいたい本です。