私も物忘れがひどくて、絶対に忘れちゃ行けないことは手に書いたりして覚えておくんですが、この絵本の主人公、ハリーは、全くものすごい忘れん坊さんで、自分の本名すら覚えられない為に簡単に呼べる愛称で「ハリー」と、呼ばれています。
忘れたくないのに、大事なことを忘れてしまうハリーの努力は涙くましいもので、それでも失敗しちゃった時などは、見ていて可愛そうなくらいでしたが、ハリーの周りの人たちが、そんな失敗を優しく見守ってくれる所が微笑ましかったです。
どうも、忘れ物が多くて…って、お子さんなどに、じっくり優しく読んであげたい作品です。