海岸に流れついたおさるの人形を、
おさるは「おうさま」だと思い込んでご機嫌をとろうと頑張ります。
もちろん、反応はありません。
息子は「だって人形なんだもんねぇ」とニヤニヤ。
親は、予想と全然違うお話しに衝撃を受けました。
こんなにかわいい絵のお話なのに、
考える余白がありすぎて、読み終わって、落ち着かない感じがします。
こんな成功するはずの無い、物悲しい挑戦を、
かわいいおさるにさせようと考えるとは、この作者はなにを考えているんだ・・・
でも、なんだか、気になるというか、面白いんです。
好き嫌いはあると思いますが、一度試していただきたいと思います。