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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

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読み聞かせパパ

パパ・60代・群馬県、女の子26歳 男の子24歳 女の子21歳 男の子18歳

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読み聞かせパパさんの声

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自信を持っておすすめしたい トンネルを見に行きたくなる  投稿日:2011/12/03
とうちゃんのトンネル
とうちゃんのトンネル 作・絵: 原田泰治
出版社: ポプラ社
小6の2人に話しました。
「本当の話だよ」と前置きしました。
カバーの原田さんの写真を見せました。
とうちゃん手作りの木琴とトンネル掘りに使ったカンテラの写真も見せました。
表紙から子どもっぽい感じを受けたのか、初めは「つまらなそう」と言っていましたが、読み終えると、2人とも「すごい…」と一言。

お姉ちゃんの嫁入りに間に合わなかった餅米作り。
それならと、住んでいる山の中腹から水を掘り当て、田んぼを作ろうと決意したとうちゃん。
「そこからは出ない」と言われた水を掘り出すのに2年、田んぼを作るのにさらに4年。営々と努力し続けることの重みが、ズシッと伝わってきます。なにか神々しさに似たものを感じます。

思わぬ大岩の出現にうちひしがれたとうちゃん。とうちゃんに元気になって欲しくて、学校で教わった『こぎつねこんこん』を木琴でかなでる泰治。木琴の音色はどんなにか美しくトンネルに響いたことか!読んでいる私がグッときました。

原田さんのあとがきも読み聞かせました。2人は神妙な顔つきでした。
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自信を持っておすすめしたい 大迫力!  投稿日:2011/06/04
大型絵本 きょだいな きょだいな
大型絵本 きょだいな きょだいな 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
これぞ絵本!ですねぇ。
巨大なモノの絵が 登場するだけでも、子どもたちはワクワクし、目はキラキラとさせてくれます。
「また読んで!」と言われます。
「あったとさ、あったとさ…」のパターンで始まり、わかっていても 楽しめてしまう。
そして、「つぎはあれだったな!」と、わかっていても 期待してしまう。
大型だけに、見る醍醐味が 視界いっぱいに広がり、大迫力で満足そうでした。
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自信を持っておすすめしたい いいな、こんなかあちゃん  投稿日:2011/05/22
せんたくかあちゃん
せんたくかあちゃん 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
せんたくかあちゃんち ほどではないですが、我が家も 6人分の洗たくものを 毎日洗ってくれているママが います。多いときには朝3回、洗濯機を回しています。
ありがたいです。
ハンガーにつるした洗濯ものは まるですしづめの満員電車。そのハンガーをギッチリと下げた物干しざおは、痛々しいまでにしなります。

だからかあちゃんのせんたくの様子が、妙にリアルに感じます。
「ラムネのんだみたいに すっきりするねえ!」と言うかあちゃん。
たまーに手伝う私でも、何十枚とあるせんたく物を干し終えたときには爽快になります。

育児や家事のストレスをぶっ飛ばしてしまうような、かあちゃんの洗いっぷり。かみなりさまも洗ってしまう豪快さ。
何があっても「かあちゃんにいえば大丈夫!」と、子どもたちは ママのことを 安心の大地のように感じ取る と思います。
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なかなかよいと思う ドカーン!と大きいぬいぐるみ  投稿日:2011/05/14
はやくおむかえこないかな
はやくおむかえこないかな 作: なとり ちづ
絵: おおとも やすお

出版社: 福音館書店
おむかえを待つ子どもの気持ちが よく表れています。

一緒にあそんで待っていたのに、
「もうきちゃったの」と言っていたのに、
家族にだっこされると、ニコニコと お帰りモードになってしまう友だち。

「それなら」と、一人王さまになって待つ ぼくのがんばりが けなげです。
5歳の息子は、ここのページが「一番好き」と言います。

ドカーン!と大きいぬいぐるみたちが 精一杯の子どもの気持ちを 表している感じが します。
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自信を持っておすすめしたい ガツン!とくるたいの意地  投稿日:2011/05/08
けんかのきもち
けんかのきもち 作: 柴田 愛子
絵: 伊藤 秀男

出版社: ポプラ社
小2のころの 長男に読み聞かせ、「ケンカのとき こういう気持ち?」と聞くと、「うん」とうなずいていました。
私は、幼い日の 負けたケンカを 思い出しました。
上に乗られた友だちに、「もう、(終わりで)いいだろ」と言われたときの屈服感。
遠い記憶の中にあったものが よみがえりました。
一対一で 他には誰もいなかったから、涙も出ませんでした。
たいは みんなの見ている前での完敗。
感じた屈服感は、ものすごく大きかったに ちがいありません。
「ごめんな!」と言われて 気が晴れるものではない。
新たにわきあがる、別の種類のくやしさ。
「おいしい!」「はらいっぱい!」と生理的に満たされ、くやしさが一時退散。
でも、決してなくならない くやしい気持ち。
最後のページいっぱいにえがかれる、たいの意地。
伊藤さんの絵が ガツン!ときます。

たいのくやしさは、「大人の男になるための栄養だな」と思いました。
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なかなかよいと思う 大ゲンカと仲直り  投稿日:2011/05/07
ごめんねともだち
ごめんねともだち 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
仲良しの友達とだって、ケンカしてしまうことはある。
特に、夢中で競ったゲームがもとだから、よけい大ゲンカになった キツネとオオカミ。
オオカミは「自分のせいでこんなことになってしまった」と、キツネは「ついどなってしまった」と、そのあと後悔します。
オオカミに見えた部屋は、ゆがんで灰色に。自分が悪いとわかっているときは、見える世界がどんよりとしてゆがんでしまう、そんな心象風景がページいっぱいに描かれているようで、
「あ、そうそう」と思いました。

大ゲンカの仲直りは むずかしい。それだけに、仲直りできたときの 喜びはひとしお。
仲直りの歌を自己流で歌って聞かせると、大笑いしていました。

たくさんの感情がうずまく、ケンカと仲直り。
子どもたちの心の中にも、たくさんの感情が行き交うと思います。
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なかなかよいと思う 泣いてしまったMちゃん  投稿日:2011/05/07
あかちゃんてね
あかちゃんてね 作: 星川 ひろ子 星川 治雄
絵: 星川 ひろ子 星川 治雄

出版社: 小学館
1年前のことですが、肢体不自由のある 小1と小2の子たちに 読みました。
赤ちゃんの成長を 写真でたどっていく この絵本。
脳性マヒがあるけれど、おませな小1の女の子Mちゃんには、生後5ヶ月の妹がいます。
「この子にとっては すごく身近だろうなあ」と思い、読み始めると ニコニコしてやはり興味深い様子。
ページをめくるたびに、「わぁ!」「かわいい」などと声を上げて、子どもたちは 見入っていました。

7ヶ月の赤ちゃんが 立ち上がろうとするページのとき、Mちゃんの表情が 一変しました。
ほほえんでいた顔が 急に硬くなり、泣き出しました。
あまりはげしく泣くので、Mちゃんは 付き添っていた先生と一緒に 部屋を出ました。

このことを お母さんに伝えたときの話を 聞いて絶句しました。
「Mはきのう、『立って歩きたい、練習がしたい』と言ったんです。
でも、それはできないことだから…主人も私も言葉につまりました…。そのことだと思います…」

よかれと思って読んだことで、【自由に歩くことができない自分】のことを あらためて思い知らせてしまったのです!
星川さんの写真絵本を読むと、子どもたちは 登場する人たちに すごく親近感を示します。
でも、「こんなこともあるんだな!」と思い、「この本は この子たちにとってどうなのか」と考える きっかけになりました。
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なかなかよいと思う 忘れられない色づかい、セリフ  投稿日:2011/05/06
いろいろおせわになりました
いろいろおせわになりました 作・絵: やぎゅう げんいちろう
出版社: 福音館書店
一度見たら 忘れられない色づかいで 描かれたぼく。そして、そのコスチューム。
ページをめくるたびに、ゲラゲラと 笑い声があがりました。
「おーちゃを のーみに きてくださーい」というセリフを 自己流の節回しで 読み聞かせました。長男が3歳の時 敷地内のおじいちゃん・おばあちゃんちが 新築しました。お茶の時間に大工さんに 私と同じ節回しで「おーちゃを のーみに‥‥」と呼びかけていたそうです。
妻が笑って 教えてくれました。 
子どもには、「絵も音も強く印象に残るんだなぁ」と思いました。
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なかなかよいと思う こんな悪魔もいるんだな  投稿日:2011/05/05
パンのかけらとちいさなあくま
パンのかけらとちいさなあくま 作: 内田 莉莎子
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
正直で質素な木こりのパンを取つてしまったことをほめられると思った小さな悪魔は、反対に先輩の悪魔に叱られます。ここから展開されるストーリーは痛快です。
画面いっぱいに描き出される地主のにくたらしさ・あくどさ。
それが木っ端みじんに打ちくだかれる気持ちよさ。
きこりの実直さが勝利するような心地よさ。
読み聞かせた子どもたちも最後には意気揚々となります。

最後のページに見える影で、すみかに戻った小さな悪魔が先輩たちにほめられているのがわかります。リトアニアの悪魔は勧善懲悪なんだなぁ、と思いました。『王さまと九人のきょうだい』の読後感と似ている感じがします。
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自信を持っておすすめしたい おつかいはすごい!  投稿日:2011/05/04
はじめてのおつかい
はじめてのおつかい 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
みいちゃんの鼓動がページごとにビンビン伝わってきます。
「よし、おつかいにいくぞ」という高揚感、友だちに伝える誇らしさ。このチャレンジには、失敗があり、とまどいがあり、ドキドキ感も孤独感も味わいます。
そして思い切って叫んだ勇気が、ホッと自分を安堵させ…。
「おつかい」ってなんとすごい冒険か!
読んでいる子どもたちも、一緒にハッとしたり喜んだりします。
何度何度も「読んで!」とせがまれる絵本です。

登場する大人を、「そうそう、昔こんなふうに見えていた気がする」と遠い記憶でうなずきながら読み聞かせました。
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