「もぐらくん」の絵本原画展に行ってきました。
絵本ナビショップでも人気のキャラクター「もぐらくん」。(最近ではクルテクと呼ばれていますね。)
チェコからやってきた人気者です。
今では結構沢山の可愛い絵本が出ていますが、
私が小さい頃、親しんできた絵本が
1960年代に出版されているんですね。
この度、その「もぐらとじどうしゃ」を中心に、とっても貴重な原画が30点余り、
広尾にある、チェコの大使館内のチェコセンターで展示される・・・と言うので喜んで出かけてきました。
《2008年1月16日~2月22日 10時~17時まで(平日のみ)》
絵本だと、アニメの様な可愛らしさや、色の鮮やかさが印象的だったのですが、
「もぐらとずぼん」の実際の原画をみて、びっくり!
何というか・・・絵としてとても迫力があるのです。
もぐらくんの可愛さはもちろん、草花やちょうちょなどの色彩の美しさにも見とれてしまいます。
また、何と言っても「くるま」とその「部品」の描写が凄い。
正確でシャープなフォルム、小さいものから見た目線なので迫力のあるパース、そして勿論美しい色彩。この格好良さは時代を軽々と超えて伝わってきます。
うーん。大の車好きだった父が、この絵本に反応していたのもうなずけます。
これは絶対、息子にも読んであげなきゃ!改めて決意。
最近の可愛らしいもぐらくんに比べて、ちょっとおじさんみたいな顔をしているのも発見。
これも愛嬌。
「もぐらくんシリーズ」はこちら
その他、アニメのセル画や、一番新しいもぐらくんとオオワシの原画もありましたよ。
「もぐらくんとオオワシ」
ミレルさんのご自宅のお庭の写真を見ると、植物やお花がいっぱいです。
(そこに佇むミレルさんは、絵本の登場人物のようです。)
ミレルさんの絵本には、必ずカラフルでちょっと変わった形のお花が描かれていますが、納得です。
それにしても、チェコという国は本当に魅力的ですね・・・。