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こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。
僕が友人知人に贈りたい名品だけをセレクトしてご紹介する<カナガキ事務局長ベストセレクション>。
人気がなければ即終了!という条件でしたが、おかげさまで前回の「ロボット型絵本」は1日で完売。
ただいま輸入業者さんからの入荷待ちです。(価格改定で値上がりするそうなので、前回購入された方はラッキー!)
さて、第二弾は絵本ナビのオフィスにいらっしゃった方が、見て必ず感激される、このしかけ絵本です。
「うわ~!これ、スゴイですね!!!」
「飛び出す絵本というよりは、もう芸術作品ですね!」
「いや~、子どもに渡すのもったいないな・・・」
「喰われる~!!」
こういう声を聞いて、僕はニンマリするわけです。
「どうです、スゴイでしょう?
これが『紙の魔術師』の異名を持つロバート・サブダの人気作品でしてね・・・」
なんて解説を始めたりします。
サブダのしかけ絵本(pop-up)は、2年ほど前から大ブレイクしているので、皆さん知ってる&持ってるもんだと思っていたのですが、意外と「そういえば見たことあるかも」くらいの方が多いのです。
一般の方にまず間違いなく「スゴイ!」と思ってもらえるのがサブダの本。
それは、「子どもの本」という既成概念をガツーン!と崩してくれる、うれしい驚きをくれる本なのです。
さてさて前置きが長くなりましたが、写真をご覧ください。
『恐竜時代(洋書UK版)』(絵本ナビShop)
『恐竜時代(洋書US版)』(絵本ナビShop)※内容は同じです
この重厚感・・・レトロで落ち着いた古文書のような佇まい・・・オトコゴコロをくすぐります(笑)
↓横から見ると、こんなに厚みがあるんです。
開いてみましょう!(僕の手が写っていてスミマセン)
うわッ!と恐竜が出てきます。
この迫力!!!
こんなに!
↓ページ全体はこんな感じ。
↓さらに四隅にもしかけが!全部開くと画面に入りきりませんね・・・
↓肉かじってます、にく!
↓飛んでます!
↓こんな仕掛けが他にもぎっしり詰まってます。(上から見たところ)
どうです!?スゴイでしょう!
この本、洋書で4200円、和書で3990円となかなかいいお値段なのですが、
「スゴイでしょう!」「スゴイね!」
という感激のやりとりを何回できるかですね。
もはや本の領域を超えているので、インテリアとして捉えたほうがいいかもしれません。
(ちなみにこれらのしかけ絵本は、1冊1冊職人さんが手作りで作っていくため、相当コストがかかるのです。全ページ見れば納得!)
さて、僕はこの本を、
「絵本は子どものもの」
と思ってる同世代のパパたちに贈りたいですね。
特に学生時代からの友人T(5歳娘のパパ:大手電機ディーラー勤務)に贈って、「スゴイ!!」と言わせたいです。
ちなみにこれをオフィスで見せると、パパである男性はたいてい購入します。
家族に、「すごい!」と言わせたいようです(笑)。
それで、この本には洋書版(英語)と和書版(日本語)があるのですが、僕のオススメは断然洋書なのです。
理由は、カッコイイから(笑)。やっぱり本から受ける印象が違うんですね。
なので、インテリアにしたかったりカッコよさを求めるなら洋書版。
内容を日本語で読みたいなら和書版。 という選択がいいでしょう。
『恐竜時代(洋書UK版)』(絵本ナビShop)
『恐竜時代(洋書US版)』(絵本ナビShop)※内容は同じです
※今後、他のサブダ絵本も詳しく紹介していきますが、どれもスゴイんですよ!
>>> サブダのしかけ絵本特集(絵本ナビ)はこちら
※さらに、サブダの人気作品(洋書)を5タイトルセットにして5%オフ&しかけ絵本「Raggedy Ann and Andy¥3,990(税込)」を無料でお付けしたお得なセットを販売中です!これはもうお得です。
『ロバート・サブダセット』(絵本ナビShop)
ではまた!
こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。
僕が友人知人に贈りたい名品だけをセレクトしてご紹介する<カナガキ事務局長ベストセレクション>。
第一弾は、この変りダネの輸入おもちゃ絵本「ロボット型絵本」。
なんと本を開きながら部品を取り出し、組み立てていくというスグレモノ。
子どもの(いやいや大人も)知的好奇心を呼び覚まし、完成したらインテリアとして飾っておけるGoodデザイン。
それもそのはず、アメリカで優れたイラストの絵本に贈られるあの『コルデコット賞』受賞作家の作品なのです。
前置きはこれくらいにして、実際に本を開いて、作業に取り掛かってみましょう!
絵本を開くと、まずロボットの頭部の部品と、厚紙のドライバーが。これを取り出します。
図にしたがって頭部を組み立てるとこんな感じです。
次々に組み立てていきます・・・かなりロボットらしくなってきましたね。
身体の内側には、機械の絵が細かく描かれています。
ついに完成!
写真ではナイショですが、最後に胸の奥に「ハート」を埋め込むのです。
そして胸の部分を閉めると・・・・!
「○×▲※□◆・・・・!」
なんとしゃべるんです!!!
何と言っているかは、組み立ててのお楽しみ(英語です)。
自分で組み立てて最後にこの声を聴くと、急にロボットに親近感が沸くから不思議です。
(意外とシブイ声ではありますが(笑))
3歳から小学生くらい、男女を問わずおすすめです。
知的好奇心を刺激され、科学への探究心が沸いてくるでしょう。
レトロな色使いとデザインがいい感じです。
特にギフト向きでしょうね。
僕は仕事でお付き合いのあるHさんの息子さんにプレゼントしようかな。
幼稚園児の妹さんもいるので、兄妹でワイワイ遊んでくれそうです。
『ロボット型絵本』(絵本ナビShop)
税込価格 ¥4,158
※英語表記です。
<おすすめポイント>
(1)のりやはさみは不要。安心して組み立てられます。
(2)組み立てたあと分解して本にしまえますので、何度でも遊べます。
(3)知的好奇心を刺激します。
(4)レトロなデザインで、リビングや子ども部屋に置いてインテリアにも。
絵本を描きたい方に朗報です。
これまで、自作の絵本を本として販売するには、極めて狭き門をくぐって絵本作家としてデビューするか、高額な出版費用の全部または一部を自分で負担して出版社に依頼するかくらいしか手段がありませんでした。
でも、何千部も売れなくていいから(もしかしたら売れて欲しいけど)、自分の想いやストーリーを本にしたい、子どものために絵本を作りたい、知人友人に読んでもらえる部数でいいから本にしたい、創作活動を応援してくれる方々に宛てて本を出したい、そんな想いを持たれている方も多いはず。
そんな方のために誕生した、本のドロップシッピングのシステムが、「マイブックル」です。
マイブックルは、初期費用なし、在庫なしで本の出版・販売ができるシステムです。
>>> 出版できる本屋さん マイブックル
そのマイブックルが、東京・表参道ヒルズにあるデザインセレクトショップ イデアフレイムスを舞台として、マイブックルに登録の本の展示・販売イベントを行ないます。(10月16日~29日)
自作の絵本を描いてみたい、もう作品がある、という方、このチャンスにマイブックルに登録してエントリーしてみてはいかがでしょうか?
↓イベントの詳細はこちらから
>>> 100 BOOKLEs for "Education for All"参加者募集中!
お問い合わせはマイブックル事務局まで。
(マイブックルは、エフ・プラット株式会社が運営するサービスです)
※絵本ナビでは、年内をメドにマイブックルと提携し、自作絵本を絵本ナビで告知・宣伝できるサービスを開始する予定です。
こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。
9月19日(水)に、アクタス横浜店のキッズコーナーで絵本おはなし会を開催します。
アクタスカード会員限定のイベントですので、参加ご希望の方はお店までお問い合わせください。
ここのお店、実にお洒落でステキなグッズが揃ってます。
特にバギーが充実していますので、横浜ベイクオーターにお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。
↓前回のおはなし会の様子(みんなで「ぴょーん」してるところです)
いやー、このときはママさんたちのノリがよくて、楽しかったなあ。
今回も楽しい絵本持っていきますよ。
横浜の皆さん、待っててくださいね。
先日のおばけ騒動の続き。(おばけネタが続きますが・・・)
「頭がこーんな長い人」を見た、と言っていた息子。
絵本に出ていたというけど見つからない。
そんな騒動もすっかり忘れかけていた今晩、夕食時に絵本を1冊持ってきてあるページを開いて
「あったー!」「これこれ!」
「なにが?」
「頭がこーんなに長い人」
再びぎょっとする私と旦那。
そして、その答えは・・・こんな意外な絵本から。
本当にー?
恐る恐るそのページを見ると、これまたマイナーなキャラ「そばがきのだんな」。
その「そばがきのだんな」がどさっと倒れている場面。
ドアップ。
顔色悪し。
・・・これはコワイよ息子。
どうか夢であってくれ・・・と願うしかない親なのでした。
以前、絵本を買いたいけど迷ってしまう・・・と言っていた息子の友達kちゃんのママ。
久しぶりに会ったらすっかり絵本にはまっている様子。
また一緒に本屋に行く機会があり、絵本コーナーで二人を放置していると・・・
二人とも同じ絵本を手に持ってやってきた。
じゃあ、ということでお揃いで買うことに。
「後で反応聞かせてねー。」
2~3週間経ってkちゃんのおうちに遊びにいったので、早速「どうだった?」と質問。
ちなみにウチの場合。
3歳にしてはちょっと読み応えのあるこの絵本。
でも息子の好きな「かさおばけ」や「ちょうちんおばけ」などが出てくるから、そこに大反応。
「わー!かさおばけだー。」なんて言いながら片足あげてぴょんぴょん真似して喜んでいます。
お話は最初はイマイチ理解できなくて、何回も読んでいるうちにうっすら「あーこんな感じ?」
程度に理解してる様子です。
一方Kちゃんの場合。
じっとお話を聞いているkちゃんを前に、ママも段々力が入ってきて大熱演!
ちょっとおばけにびっくりしたのかな、と読み終わってから「どうだった?」
「ママがこわい。」
がーん!がっくりのKちゃんママ。
でもかなり冷静。よく見てるなぁ・・・なんて感心しちゃう。
私でも最初よくわからなかった最後のおちが、いっぺんにわかっちゃったみたいだし。
私がkちゃんに読んでいたら色々説明してくれるし。
一方うちの息子ときたら「見てーかさおばけー!」なんてはしゃいでるだけだし・・・。
なんなのこのちがい!
でも面白い。
冷静でかしこそーなkちゃんの反応。
自由人、息子の反応。
まぁ、それぞれが絵本を楽しんでいる様なので良しとしよう。
親の思いはともかく。(笑)
こんにちは。絵本ナビ事務局長のカナガキです。
先日、お台場パナソニックセンターで行われた、大江千里さんの絵本弾き語りライヴに行ってきました。
このイベントは、大江千里さんの絵本弾き語りCD「うんとこしょどっこいしょ」をもとにしたピアノ弾き語りライヴ。
今年5月のCD発売時には、伊勢丹相模原店で開催中だった『絵本ナビの絵本の世界展』にお越しいただき、千里さんと僕でトークショー&握手会をやらせていただいたというご縁があって今回お声かけいただき、娘と妻を連れて公私混同取材(?)にでかけました。
ラジオ(JFN)とのタイアップイベントということもあり、各回200名(2回公演)の申込は募集開始直後に満員御礼になったとか。
会場のお台場パナソニックセンターは、親子連れで楽しめるパビリオンやイベントがいろいろあって、この日も大勢のお客さんで賑わっていました。
ライヴにあわせて大型絵本の読み聞かせ会も開催されていました。
ライヴ会場内は親子連れを中心に大盛況。
まずは「ぐりとぐら」の弾き語り。
ぐりとぐらの声を使い分け、ノリノリでおはなしが進みます。
千里さんと会場の掛け合いに大爆笑!
「おおきなかぶ」では会場中の大人と子どもがひとつになって、
「う~んとこしょ!! どっこいしょ!!」
CDには収められていない「そらまめくんのベッド」の弾き語りを披露。
スクリーンにそらまめくんが映し出され、軽快なピアノにのせておはなしが進んでいきます。
「おもちゃのチャチャチャ」や千里さん自身の曲も織り交ぜて、子どもも大人も大いに盛り上がったピアノライヴ。
さすが大江千里!と唸るパフォーマンス。
トークと演奏を存分に味わうことができました。
ライブ終了後、大江千里さんの楽屋にお邪魔してしばし雑談&写真をパチリ。
娘はCDに収録されている「めっきらもっきらどおんどん」の歌がお気に入り、と言うと、
千里さんはキーボードを持ってきて、マンツーマンで弾き語ってデュエットしてくれました!
サンキュー千里さん!
演者が楽しんでることがすごく伝わってくるこのCD。
「(CD)うんとこしょ どっこいしょ」(絵本ナビShop)
世代を超えて愛されている名作絵本7作品が収録されています。
1曲1曲が力作で、贅沢なCDです。
<収録されている絵本作品>
1.「ぐりとぐら」文:中川李枝子 / 絵:大村百合子
2.「おおきなかぶ」再話:A・トルストイ/ 訳:内田莉莎子 / 画:佐藤忠良
3.「はじめてのおつかい」作:筒井頼子 / 絵:林 明子
4.「うずらちゃんのかくれんぼ」作:きもと ももこ
5.「そらいろのたね」文:中川李枝子 / 絵:大村百合子
6.「めっきらもっきら どおんどん」作:長谷川摂子 / 画:降矢奈々
7.「サンタさんありがとう―ちいさなクリスマスのものがたり―」作:長尾玲子
全7曲(全ての作品の絵本発行:福音館書店)
どれもおすすめですが、一番のお気に入りは「めっきらもっきらどんどん」。
主人公かんたが歌う、あのでたらめな歌、
「♪ちーんぷーくまーんぷく あっぺらこのきんぴらこ、どーんがらぴこたこ めっきらもっきらどおんどん!」
というあの歌が、もうぴったりのメロディで登場します。
もうひとつ、「サンタさんありがとう」が秀逸。
僕はこの作品、さらっと読んだことがあったのですが、この読み語りを聴いて、
「ああ、そうだ。これ、こんないい話だったんだ」
と、絵本を探しに本棚に向かいました。
CDを聴くと、絵本が読みたくなる。
絵本を読むと、CDが聴きたくなる。
自信を持ってオススメします。★★★★★
>>>「(CD)うんとこしょ どっこいしょ」(絵本ナビShop)
>>>アニプレックス「うんとこしょ どっこいしょ」オフィシャルページ【試聴できます】
>>>大江千里オフィシャルサイト
>>>福音館書店
今日、家に帰るとパパと息子が妙な会話をしていた。
パパ「昨日、おばけ見たんだって?」
息子「うん、びっくりしたの。」
パパ「どこで見たの?」
息子「うん、パパもママも寝てたの。それで、窓のところ、犬(ぬいぐるみ)の上に座ってたの。」
パパ「どんなおばけ?」
息子「頭がこーんなに長かった。(髪の毛を持ち上げるしぐさ。)」
パパ「どんな顔してたの?」
息子「うん、怒ってた。だからびっくりしたの。」
私「・・・。」
笑いながら一生懸命説明してる息子。
でも・・・そ、それって結構怖くないすか?こーんなに長い頭って・・・ど、どんな?
しかもそれが絵本で出てきたのと同じだと主張して必死に探す息子。
ちょっと遅い怪談話?
きっと夢だとは思うけど。寒くなってしまったよ。
それともおばけの本ばっかり見てたせい?
ちなみにそんな息子のおばけの絵本レパートリーの1部がこちら。
「ねないこだれだ」
「おばけのもり」
「おばけたちでておいで」
「ばけものづかい」
他にも
「わんぱくだんのおばけやしき」
「はんしろうがわらった」
「めがねうさぎのクリスマスッたらクリスマス」
「おばけでんしゃ」
などなど・・・うーん確かに増えてきた。
9月から息子がプール教室デビュー!
夏休みに体験教室に行き、いけるようなら入会しよう・・・と計画していたのです。
ところが、いけるどころか大泣き、大泣きもいいところ。
授業の半分以上は息子の大声がプール中に響き渡る目に・・・。
水は怖くないのです。顔つける練習だって出来てたのに。どうやら一人になれないらしい!
先生方は慣れていて泣き叫ぶ息子をひょいっと持ち上げて連れて行ってくれたのです。
(私以外で重い息子をひょいひょい持ち上げる女の方を初めて見た!)
その姿に惚れた事もあり、またこちらもこのままじゃ終われないという意地も出てきて・・・強行突破の入会です。
そして今日はその一日目。偶然ジイジバアバも来ていたので一緒に見学に。1年前から入会しているお友達もいるから今日は大丈夫かな?そう思って行ってみると。。。
ロッカーの時点で火がついたように泣き出して・・・結局また先生に手伝ってもらい無理矢理送り出すことに。見学の窓からみんなで息子の泣き顔見学。情けないのう。
でも負けない!泣かないで通えるまで母は負けない。勝手に決意を固めてしまったのです。