ばけばけと一緒に楽しむ! 小泉八雲とセツの怪談&関連本特集
日本の怪談を愛した小泉セツと小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻。お二人が残した怪談にはどんなお話があるのでしょう。こちらでは、子どもから大人まで楽しめる、小泉八雲の怪談えほんや怪談話、そして、朝ドラ「ばけばけ」のモデルにもなっている夫婦の歩みが分かる作品を集めました。
編集部おすすめ作品
名作「怪談」の新訳版。小泉八雲氏が妻セツから聞いた日本各地に伝わる幽霊話を再話し、独自の解釈を加えた情緒豊かな作品。翻訳家・小宮由氏が10篇をセレクトし、朗読に適した美しい日本語訳でお届けする一冊。
『怪談』で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻セツに光を当てたユニークな伝記。それぞれ苦しい生活を送ったふたりが、どのように心を通わせて、現代に残る名作を誕生させたのか、そのひみつを探ります。
吹雪の中にあらわれて男をとりころす「雪女」、平家の死霊にとりつかれて耳を失う「耳なし芳一」など、日本古来の怪異ばなしを八雲の短編集の中から厳選した一冊。小学校高学年ぐらいから。
明治期の日本をこよなく愛し、「小泉八雲」の日本名を持ったハーン。「雪女」「耳なし芳一」などの短編のほか、新鮮な日本の印象「東洋の土をふんだ日」、幻想的な旅の記「夏の日の夢」などの随筆(抄)を収録する一冊。
小泉八雲を絵本で読む「八雲のえほん」シリーズより。盲目の琵琶法師・ホーイチのもとに夜ごと訪れる鎧武者。壇ノ浦の戦いを聞かせて欲しいと頼まれたホーイチは…。
※2025年10月21日発売予定
自身の生い立ちに由来するコンプレックス、葛藤にもがいていたかつての彼、「ラフカディオ・ハーン」はいかにして「日本人・小泉八雲」となったのか。アイルランド出身の著者が描く、空想と史実が織りなす魂の伝記小説。
明治時代に日本にやってきた小泉八雲は、自然とともに生きる日本文化の魅力にとりつかれ、日本人のだれもが知る多くの怪談作品を生みだしました。〈見えざるもの〉に魅かれ、名もなきものたちの声を聞きつづけたその生涯を八雲自身が語ります。
出版社おすすめ |