
放課後,先生が書いた授業の計画書を見て,実験の練習を始めるビーカーくんのなかまたち。けれど,明日の実験にはビーカーくんの出番はないようで……。 まだ理科室になかま入りしたばかりで,活躍したことのないビーカーくんは,どうしても実験に参加したくてたまりません。そこで思いついたのが,実験器具のなかまたちにコツを教えてもらうこと。重さのはかり方,小さいものの見方,温度の測り方……しかし,どんなにマネをしてみてもうまくいきません。 すっかり自信をなくしたビーカーくんでしたが,なかまたちの一言によって,「自分にできること」を見つめ直すのでした。
|