小学校の先生の子どもたちへの想いを描いた絵本シリーズ「先生からきみへ」。
『あさ』『こくご』『さんすう』の三作刊行中!
@『あさ』(扇野 剛●ぶん 羽尻利門●え)
「ぼくはこの町で小学校の先生をしている」ーー 。これは,ある先生と子どもたちの,いつかの「朝」を描いた絵本です。保護者も,もしかしたら子どもたちも知らない〈先生〉の気持ち。〈先生〉の目線。〈先生〉が大切に想うこと。いろいろな誰かが大切にしている何かが,きっとここにも見つかるはず。
A『こくご』(扇野 剛●ぶん 畑中富美子●え)
春,わたしは夢だった小学校の先生になった。希望いっぱい,やる気いっぱい。でも,やっぱり授業は大変。とくに子どもの頃から苦手な国語の授業では,ついつい子どもたちに怒ってしまう。ああ,こんな先生になりたくて「先生」になったんじゃないのな……。
ーーー新米教師すみれの,子どもたちとの〈たのしい授業〉への奮闘を描いた物語,ここに開幕!
B『さんすう』(扇野 剛●ぶん 花くまゆうさく●え)
教師になって33年のおじさん先生・安西一成(イッセー)には,最近気になる子が二人いる。算数の時間,ぜんぜん授業を聞いていないソラくんとハルちゃんだ。そんな二人に担任の先生たちは困りっぱなし。
「もう担任じゃないぼくにできることは,なんやろう……?」。
イッセーの授業で見えてきたのは,それぞれの〈あたらしい顔〉だった ――。
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