紛争地域で医療支援活動を行なっている「地球のステージ」代表桑山紀彦医師は2009年に訪問したパレスチナのガザでモハマッド・マンスールという少年と出逢います。以来二人は交流を始めます。生まれてからずっと戦争の中で暮らすモハマッドさんは「世界にガザの状況を知ってもらいたい」という夢を語ります。そして桑山医師はジャーナリストへの道に導いていくのです。2023年10月7日に再度最悪とも言える戦争が始まりました。閉鎖さればガザには外からジャーナリストは入ることができず、ガザにいるジャーナリストの情報で世界はその状況を知ることになります。モハマッドさんも毎日命の危険を顧みずに世界へ情報を発信し続けましたが、イスラエルのドローンによるミサイル攻撃で2025年3月24日に亡くなります。この絵本は桑山医師とモハマッドさんの撮影した写真により構成されています。モハマッドさんが願った「ガザの状況を世界に知ってほしい」という気持ちを、モハマッドさんが亡くなって一年を追悼する形で出版いたします。
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