ミストグラフ版画 アーノルド・ローベル 「ふたりはいっしょ」

誰かと一緒にいる幸せを、改めて感じさせてくれる物語
優しくてあたたかい作品です

ローベルは、表紙も自らの手でつくっていました。今も残る『ふたりはいっしょ』と『ふたりはきょうも』の表紙の下絵は、ローベルが絵の部分はもちろん、文字や配置にもこだわっていたことを物語ります。

『がまくんとかえるくんができるまで　アーノルド・ローベルの全仕事』より一部抜

こちらは『ふたりはいっしょ（1972）』表紙下絵のミストグラフ版画です。

≪ミストグラフとは≫
ミストグラフとは、その優れた品質から、国宝や重要文化財のレプリカ制作にも採用され、著名な作家などからも支持されている版画技法です。
品質実験では、通常室内光下30年は退色しないというデータが出ています。
リトグラフやエッチングなど古典的版画技法に細心デジタル技術を融合させた、版画用紙に画像を定着させる新しい版画技法です。
顔料系特殊インクを霧（ミスト）のように吹き付けて印刷することにより、幅広い色調でオリジナルに迫る再現性を実現しております。

■アーノルド・ローベル■
ロサンゼルス生まれ、ニューヨーク育ち。ブルックリンのアートスクールを卒業後、子どもの本作りをするアニタと結婚。ふたりのかえるの友情を描いた『ふたりはともだち』などのがまくんとかえるくんシリーズが、世界中で長く読み継がれている。54歳で亡くなるまでに100冊もの絵本を手がけた。

【技法】ミストグラフ
【限定数】100
【本体サイズ】200ｍｍ×290ｍｍ
【額装サイズ】365ｍｍ×441ｍｍ
【サイン】版上サイン、エディションナンバー
【保証書】Certificate Of Authenticity　
【制作年】2020年

≪制作会社　株式会社求龍堂に関して≫
1923年に絵画の売買および美術書の出版を目的に創業いたしました。
社名の名付け親である画家の梅原龍三郎や、東山魁夷、小磯良平、中川一政、熊谷守一、三宅一生など歴史にその名を刻む一流の芸術家の方々の美術書を出版してまいりました。現在では世界中の絵本の原画・版画の販売も行うなど美術界の発展に寄与しております。

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＜発送元＞
株式会社　求龍堂
〒102-0094　東京都千代田区紀尾井町3-23　文藝春秋ビル新館1階
電話　03-3239-3381　　ＦＡＸ　03-3239-3376

性格はまるで違うけれど、どんな時も仲良しな「がまくんとかえるくん」。作家アーノルド・ローベルによる「がまくんとかえるくん」シリーズは、日本では、『ふたりはともだち』に収録されている「おてがみ」が長年、小学校の国語の教科書に採用され、有名になりました。ユーモラスな二匹のやりとりと、読むと心が豊かになるような胸に沁みるお話は、子どもから大人まで幅広い年代の方に人気があります。

んな温かな空気溢れる「がまくんとかえるくん」の世界が、さまざまなグッズになって登場しています。落ち着いた色調が、インテリアにも良く合い、おしゃれなところに人気が集まっています。