テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
- ためしよみ
絵本紹介
2022.11.28
みどころ
おまめがっこうのだいずぐみには、おいしそうに育った大豆たちがいっぱい。卒業したらみんなで何になるか、学級会で決めることになりました。
「はい!」と元気よく手を挙げたのは、まめっちくん。とうふがいいと言いました。みんなはマーボーどうふやとうふハンバーグなど、とうふでできた料理を想像してワクワク。他にも、ふくまめ、おみそ、なっとうなどなど、次から次へとなりたいものを発表するだいずぐみ。最初はみんな楽しそうだったのに、意見が割れてとうとうケンカになってしまいました。
誰かが、みんな自分のなりたいものになればいいと言ったから、なりたいものごとに分かれてしまっただいずぐみ。ところがポツンとひとり残ったのは、まめた。まめたは、みんな一緒がよかったのです。まめたの気持ちを聞いた、だいずぐみのみんなはどうするのでしょう?
誰かが何かを言わないと始まらないし、かといって、言いっぱなしでは終われない学級会。最後にはちゃんと話し合って、みんなが納得する結論を出せて、えらいです。自分の意見を言うことも、人の意見を聞くことも、どちらも大事ですよね。
それにしても、このおまめがっこう。そらまめぐみやひよこまめぐみもあるのかな思うと、どんな学級会が開かれているのか気になりますね。
大豆食品の種類が楽しくわかる♪ みんなが満足する学級会♪
大豆。日本食には欠かせません。大豆について子どもと一緒に楽しく学べていいです! 「あ、そうだそうだ」と私もうっかり忘れていたことを思い出しました。
そして、その舞台は、おまめがっこうのだいずぐみの学級会。いろんな意見があってけんけんごうごうとなる場面もありましたが、まめたが自分の気持ちを伝えることで、みんなが落ち着いて、みんなが納得する結論へと考え直すことになりました。
人数が集まると話し合いは難しいです。でも、こうやって自分のことだけでなく、みんなが納得できる案を考えることが子どものうちから自然なことになるとすてきだなあと思いました。
ああ、それから。
だいずぐみのみんなにはそれぞれ名前があるんです。それぞれの個性を考えながら名前を見ていくのも楽しいです♪
(もけこさん)
だいず組の進路
だいず組のみんなが進路について話し合っている時、お豆腐のメニューがずらっと並んでとても美味しそうでした。
毎日なにげなく食べていますが、大豆にはずいぶんお世話になっているとあらためて気づきました。
「みんなと力を合わせて…」という流れの中で、まめこさんのように単独で自分のやりたい道へ進み、成し遂げる姿が描かれていたのがよかったです。
(みいのさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、2000万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。