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絵本ナビスタッフ便り

絵本ナビ編集部

2015/05/18

忘れちゃいけない、日本は火山国なんです。

忘れちゃいけない、日本は火山国なんです。

日本列島で起こっていること
ここのところ、活発な火山活動がつづいている神奈川県箱根山。
昨年の噴火した長野県御嶽山にはじまり、全国で活動が気になる火山もちらほら。

今、日本列島に何が起こっているんだろう、そんな不安が胸をよぎります。 
だけど、忘れちゃいけないこと。
世界にある火山はおよそ1,500、その中で約110の活火山をもつ日本。
世界有数の火山国にわたしたちは暮らしているんです。
だからこそまず、火山のメカニズム、日本列島の成り立ちを、しっかりと知っておきたいですよね。
リアルなしかけでまるわかり「火山のしくみ」
そもそも火山って、何だろう?
どうして噴火をするの?どんなふうに噴火するの?
僕たち私たちの暮らしに、どんな影響が出るのだろう?

火山のしくみ 火山のしくみ」 文:フルール・スター
デザイン:ジェマ・ウェスティング
訳:新藤 克己
出版社:大日本絵画

30以上のめくりで、火山のしくみを学べるしかけえほんです。

ドカーン!噴火する火山の様子を再現したとびだすしかけは迫力満点です。

しかけ絵本『火山のしくみ』は、火山について抱く「なに?なぜ?」を、30以上のしかけを通して一つ一つに丁寧に解き明かしてくれます。 
地球は外側の層「地殻」、マグマからなる「マントル」、更にその中心にある「核」の三層で構成されていること。 
活火山の9割が環太平洋火山帯にあること。 その中の海底火山が噴火したら…!?


ページを進めていくと…

2010年4月、200年ぶりにアイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が、大きな火と煙を噴きあげます。 
自然の迫力と驚異を伝えるしかけが次から次へと展開。 

詳らかな知識を積み重ねていく図鑑とも、リアリティあふれる映像とも一味違う、 
自らの好奇心のテンポに乗って迫っていく火山へのアプローチは、しかけ絵本ならではの迫力です。

火山と共に生きることは、日本という土地で暮らす私たちの宿命です。 

大昔の活動によって作られた自然風景、温泉、豊かな土壌という恩恵を受ける一方で、 
いつ起こるかもわからない噴火活動とその被害についても、常に覚悟を持っていなくてはならないんですね。 

火山について知ること、それは大人にとっても子どもにとっても、火山との共存のための大切な一歩になりそうです。


絵本ナビ編集部

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