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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

カナダの至宝、イザベル・アルスノーが描く、希望の光の物語

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【今日の1冊】 365日おすすめ絵本 (1〜2月)

絵本ナビ編集部

2016/01/07

【今日の1冊】1月7日 「おさるのれっしゃのきっぷは、バナナ♪ 」

【今日の1冊】1月7日 「おさるのれっしゃのきっぷは、バナナ♪ 」

「今日は何の日?」「今日はどんな絵本を読もうかな?」
一日の始まりがワクワクするような絵本を毎日ご紹介します。

どことなくシュールで独特な画風がなんともクセになる、愛らしいおさるの絵本がこちら。
● バナナ色の帽子に、まっかなオーバーオールがおしゃれな、おさるの車掌さん

「なんてぜいたくな絵本だろう!」
そう感じさてくれる、読み応えバツグンの一冊。

バナナ色の帽子に、まっかなオーバーオールがおしゃれな、おさるの車掌さん。
客車をまわり、どうぶつたちからキップ代わりのバナナを集めます。

とある客車には、ツノの生えたどうぶつたちばかり。
よくよく見ると、いちばんうしろにちいさなお客さん。
ちいさなツノをふりかざし、おおきなバナナをよっこいしょ。

食堂車だってあるんです。
バナナ料理のフルコース。
あざやかな黄色をほおばる、まあるいふとっちょなお客さん。

1ページ目からかわいさバクハツ!
どことなくシュールな印象の、独特な画風がなんともクセになる愛らしさです。
線路をゆくなかですれちがう、列車にのっていないどうぶつたちにも注目してみてください。
どのページをとってもカラフル、すみずみまでキュートな一冊。

さて、終点に到着したおさるの列車は、車庫でひとやすみ。
いれちがいに出てゆくのは、まっかな色の列車。
列車を走らせているのは、どうやらおさるたちだけではないようです。
いったいだれが走らせているのでしょう?
かわいい車掌の正体は、読んでからのお楽しみ・・・

(堀井拓馬  小説家)

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