作者、というよりこの絵本の場合、再話者といった方がいいかな。は、あの「北村薫」さんです!!
えっ!?知らない方はいませんよね?
埼玉生まれで、「空飛ぶ馬」でデビューされた小説家(主に優しいタッチのミステリ系を描かれている)・北村薫!!
このお話は元々、イラストレーターの「山口マオ」さんの生まれ故郷の地元に伝わる民話で、北村さんとタッグを組んで、今回絵本となった作品だそうです。
山口マオさんは昔からこのお話が好きだったそうで、思い入れの強さは、その素晴らしいイラストによく現れていると思いました。
元の民話が、元禄時代(江戸中期)にできたものなので、その頃の時代ならではの言葉がたくさん出てきます。
もし、お話し会とかで使用するときは、お話の前後に時代背景を少し話してあげるのもいいかもしれません。
対象年齢は、江戸時代の背景をイメージできる年ごろ…、小学校中学年以上がいいかなぁと、思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子13歳、女の子9歳)
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