-なつのあさ とつぜん パパが 死んだ
ぼくたちの パパなのに 死んだんだよ-
子どもたちの父親はテレビ局のディレクターで、働き盛りだった。子どもたちは父親の仕事場だったテレビ局のホールで、父親の仕事仲間や、友達などたくさんの人たちに会い、父親への想いと理解を深めていく。そしてたくさんのともだちがいた父親を誇りに思い、自分たちも父親のようになりたいと思う。
最愛の人と早く別れなければならない子どもたちは、私たちの近くにたくさんいるのです。いままで、こういう子どもたちに語りかけたり、いっしょに考えようとする本はありませんでした。
哀しいけれど力強く生きようとする人に贈る絵本。
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