転校を両親から告げられる少し前に見つけた素敵な下宿屋「十一月荘」で、「二学期が終わるまでここで暮らしたい」と、中学生の主人公「爽子(ソウコ)」は両親を説得しました。そしてたった2ヶ月間だけど、そこで出会った素敵な人達に囲まれて爽子は自分のこれからの「生き方」について考えを深めていきます。そして、この「十一月の扉」の物語と一緒に、爽子の創った「ドードーの森」の童話の世界も膨らんでいきます…。
たかどのさんが児童書を書かれていることを知らなかった私です。
絵本「まあちゃんのながいかみ」はとても素敵だったけれど、こ
の本もとても素敵でした。
少女が日々夢見ること、やりたいこと、やっていること、好きに
なるものが十一月の重たい空気の中で、派手になりすぎることな
く、でもきらきらと輝いているように思えて。
まあちゃんの・・も、娘の成長を考えながらそのうち手に入れよ
うと思っているのですが、この本も絶対手元に置きたい!
娘にもぜひとも読んでもらいたいなあって思います。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)
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