シリーズ第2巻。卵、幼虫、蛹、成虫。一生になんども変身をくり返す昆虫たちの不思議なドラマを、「昆虫スナップカメラ」で撮影した連続写真で紹介。
昆虫写真家の栗林さんがまとめた虫たちの「変身」写真絵本です。
この本の中には興味深い虫たちの変身(変態)がたくさん見られます。
まずは子どもたちもよく知る「セミ(ニイニイゼミ)」、それから「テントウムシ(ナミテントウムシ)」。
そのあとに登場した「ナナフシ(エダナナフシ)」は変身より、その卵の形に驚きました。その姿はまるで木の実か種のようでした。
他にもよく見かけるとんぼ・
アゲハチョウやバッタ、カマキリのほか、子どもたちの大好きなカブトムシももちろん登場します。
1つ1つの写真の見せ方にもこだわりを感じますし、次の好奇心へとつなげてくれる見せ方ですが、なにぶん1冊の中に情報が多すぎるので、
読み聞かせに使うより、夏休み前などの自由研究などに繋げるブックトークの時間が取れれば、そういう場所で紹介できるといいかもしれません。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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