暗やみの中に青白く輝く光。キュリー夫人は、夫のピエールと共に、長くつらい研究のすえ、ついにラジウムを発見した。原子時代の扉を開いたキュリー夫人のひたむきな姿を感動的にまんがで描いた科学者伝記。
かなりコミカルに描かれていますが、彼女の生きた時代の社会情勢や、女性の生きにくさなどは充分伝わってきます。
それでも、彼女が研究にすべてをかけていることや、夫のピエールを本当に愛していたことは、ストレートに感じられて、応援したい気持ちになりました。
この情熱は男だとか女だとかは関係なく、自分のやりたいことを見つけた人のひたむきな努力から発せられるものなのだろうと感じ、素晴らしいと思いました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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