かぜをひいたちいちゃん。お母さんに「薬をのんで寝ていなさい」といわれたけれど、ちっとも眠くない。まどの向こうで、ともだちが遊びに出かける声が聞こえる。そこで…。
春の寒い日、ちいちゃんはお熱があり、お外に遊びに行けません。
ちゃんと寝なさいとママに言われますが、ちっとも眠くありません。
よくある日常の一こまに、ちいちゃんの想像の世界が織り交ざり、
とてもほのぼのと心温まる絵本です。
風邪で幼稚園や学校をお休みした日に、お布団に入りながら読みたい絵本です。
お話も素敵ですが、絵がとてもきれいです。色鉛筆かなで、描かれた絵が淡い色彩で、ほのぼの感を出しています。絵を眺めて空想するのも楽しいですね。 (みいここさん 30代・ママ 女の子7歳)
|