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かわいそうなぞう」 パパの声

かわいそうなぞう 作:土家 由岐雄
絵:武部 本一郎
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1970年
ISBN:9784323002118
評価スコア 4.85
評価ランキング 89
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4件見つかりました

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  • 必読書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    金の星社での初版は1970年の作品ですが、創作は1951年と但し書にありました。
    私自身、小学生の時に読んで大変感銘を受けた記憶が鮮明に残っていました。
    それを息子に読んであげるというのは、格別の思いがあるものです。
    このお話は、息子に読んでやらないといけないという強い思いを抱かせた一冊でした。

    実話です。
    だからこそ、心の琴線に触れるのです。
    こんなに、悲しくて切ない話はありません。
    次男は、小学校2年になってかなり現実的な見方をするようになり、絵本を読んでも、必ず「これ本当の話?」と疑問形で聞いてくるようになりました。
    それはそれで、成長の証なのですが、この本を読んだあとは何も聞いてこないのです。

    息子は、既にサンタクロースの存在を信じていません。
    「トナカイが空を飛べると思う?」
    「北極であんな薄着をしていたら、凍死してしまうよ。」←サンタクロースついての息子の見解。
    そんな超現実的な考え方をする息子なのですが、この話を現実の話と受け止めていたのです。
    それくらい、このお話は真実味を持って、心を揺さぶる本だと言えると思います。

    戦争の悲惨さを、これほどストレートに伝える本はないでしょう。
    必ずや、子供に読み聞かせしていかなければならない一冊です。
    絵本というより、幼年童話の範疇ですが、必読書としてオススメします。

    投稿日:2008/08/02

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  • いつまでも伝えたい絵本

    評論家の秋山ちえ子さんがラジオで朗読されているのを聴いて、とても切なくなりました。
    私が子ども時代から知っている話ですが、絵本の印象はありません。
    自分でも読んでみたくなり探してきました。
    話はわかっているのに、読み進むとぞうのトンキーとワンリーの命をかけた芸当がはじめから頭に浮かんできて、つらくなってきます。
    動物が主人公であることで、自分の経験したことのない戦争の悲惨さが身近に迫ってくるのです。
    実話であることで、子どもの誰もが好きな動物園が、戦争を浮き上がらせてくれるのでしょう。
    誰もが知っている話でも、いつまでも読み続けていきたい絵本だと思います。

    投稿日:2009/08/27

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  • 本当に涙があふれて読めません

    • ひろぽんぽんさん
    • 40代
    • パパ
    • 石川県
    • 男の子15歳、男の子12歳、女の子7歳

    物語のおしまいの方で、二頭の象が死んだ後、動物園の人たちが悲痛の声でさけびます。

     「せんそうを やめてくれえ。やめてくれえ。」

    何度読んでも、ここまでくると涙がこらえられなくなって最後までよめません。

    何代先までも子どもたちに受け継いでいってほしい物語です。

    武部本一郎画伯の本当に情感豊かな絵が、象と動物園の人たちの気持ちを切々と伝えてくれています。
    個人的には、武部本一郎画伯の絵には、昔懐かしい童話からバロウズの冒険譚「火星シリーズ」「金星シリーズ」「ペルシダー」などで本当に長い間、親しんできましたので、特別に思い入れがあります。
    素晴らしい一冊です。

    投稿日:2007/10/07

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  • 今、重要な絵本。

    この話(絵本)は多くの人が知っている事でしょう。
    4−5歳の幼児には少々重過ぎる内容とは思いましたが、現在ニュースなどで各地で起きている戦争を放送しているのを見て「戦争って何?」と子供達から聞かれたりします。
    この絵本を見て戦争の全てがわかる筈もありませんが、「戦争は良くない事」と伝えるには十分過ぎる内容だと思います。それに動物が殺されて「可哀想」と言う当たり前の素直な気持ちが子供から感じられ、親として嬉しく、大事にしたいです。

    投稿日:2003/12/22

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