マーシャと白い鳥」 その他の方の声

マーシャと白い鳥 再話:ミハイル・ブラートフ
絵・訳:出久根 育
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2005年10月
ISBN:9784039638601
評価スコア 4.6
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  • ブラトーフのロシア民話を出久根さんの絵と文の絵本
    両親が出かけ 弟の面倒を見るように頼まれるのですが・・・
    お友だちのところへ遊びに行ってしまうのです 
    姉のマーシャがもどってくると弟がいません
    この時の驚き!  
    白い鳥にさらわれたと分かり 探しに行くのです
     
    ロシア民話の繰り返しのお話しですが 絵の魅力はすごいな〜と思いました。    出久根さんの世界が絵に引き込まれました
    弟を捜すためにいろんなものに聞くのです。
    この時のミルクの小川とチーズがなかなかセンスあるな〜

    お話しの中に出てくるババヤガーが糸を紡いでいる ここはロシアのお話しですね

    お話しと絵がすごくマッチしている絵本でした

    投稿日:2014/08/16

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    1
  • 美しさと怖さ

    くすんだ色合いと繊細なタッチが美しい、ロシアの昔話です。

    白い鳥に弟をさらわれたマーシャ。
    追いかけている途中でマーシャが出会うのは、不思議なものばかり。
    土でできたペチカ、実をいっぱいつけたりんごの木、ミルクの小川にチーズの岸

    私はチーズの岸にいるオオカミの絵がとっても気に入りました。
    チーズとオオカミのミスマッチ感が絶妙で素晴らしく、奇妙で、おもしろい。

    ババヤガーとは魔女のことでしょうか?
    全く可愛いげのない怖いお顔をしていますが、私はすごく好み。
    白い鳥は美しいイメージと違い、魔女の手先だったとは…

    出久根さんの絵は昔話らしい温かさ、懐かしさを感じます。
    人助けをすれば必ず自分に返ってくる、という教訓のような絵本です。

    投稿日:2013/11/09

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  • ロシア民話の神髄

    広く伝わっているロシア民話です。

     少女マーシャは両親が街に出る間、赤ん坊の弟を見ておくようにいわれます。しかしマーシャは遊びたい盛り。友達のところへ行っている間に弟は白い鳥たちにさらわれてしまいます。
    マーシャは弟を取り返すために白い鳥の行方を追います。
    道中、ペチカ・リンゴの木・ミルクの小川にそれぞれ情報を提供する代わりに労働を要求されます。
    それをマーシャはこなします。

    そして、行き着いた先はババヤガーの家。マーシャの冒険はいかに??

     挿絵がとても美しいです。日本の方が描かれたのですが、ロシアらしさが出ていてまるでシャガールの絵のよう。懐かしくてあたたかく郷愁を感じさせます。繊細な色遣いがとても綺麗です。

     ババヤガーはロシア民話に欠かせないキャラクター。日本で言うところの「鬼」や「山姥」ですが、とてもユニークなキャラクター造形です。
    (ロシア民話を読んでいると、誰かの親戚として登場したりします。面白い家と乗り物が特徴です。)

     このお話はとてもわかりやすい教訓に満ちています。
    自分の過失のために起こってしまう大きな災難。
    取り返すための苦労。そして「情けは人のためならず」。。

    叙情あふれる挿絵に、風変わりな登場人物。面白いストーリー。ためになる教訓。

    おすすめです。

    投稿日:2006/05/19

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