「王さまのえほん (4) しゃぼんだまのくびかざり」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

図書館から借りてきて、４歳と９歳の娘たちと読みました。
私が子供の頃、夢中で読んだ寺村輝夫さんの王さまシリーズの中の１話です。

遊ぶのが大好きな王さまに、大臣がシャボン玉を持ってきました。
きれいなシャボン玉をつぶしてしまってはつまらない、
つぶれないシャボン玉を糸でつないでくびかざりにしよう！と思い付いた王さま。
そこで王さまはつぶれないシャボン玉の研究を博士に命じます。
そんな中、シャボン玉の中から不思議な子供が現われて･･･。

私自身が子供の頃に思ったように、
娘たちもしゃぼんだまのくびかざりなんてあったら素敵！と思ったようです。
めずらしく一生懸命まじめにはたらく王さまに９歳の長女が感心していました。

この本は、大人が黙読するとあっという間に読めてしまう作品ですが、
声に出して読むと結構時間がかかり、
４歳の次女は最後の方には少し飽きてしまったようでした。
９歳の長女には一人読みするのにも丁度良かったようです。
読み聞かせには、幼稚園の年長さんくらいからが良いのではないでしょうか。

私も小学校三年生くらいから王さまシリーズに夢中になりましたが、
我が家の長女も王さまシリーズの面白さに目覚めてきたようです。

和歌山静子さんの絵もなつかしく、娘以上に母が嬉しくなった一冊でした。

遊ぶのが大好きな王さま

ある日　大臣がしゃぼんだまを持ってきたことから　このお話が始まります
しゃぼん玉は　消えていくんです
王さまは　消えないしゃぼんだまを作れと　博士に研究させるんです
博士も　工夫して作るのです　鉄の粉を混ぜた風船から
なんと　小さな子どもが現れて・・・・
ここからのお話が　おもしろい　　　
働くことを知らない　王さまが　　子どもに教えられて　畑を耕し

しょぼんだまの　種を蒔き　育てる　　
夢のような話です　　
でも　この王さまは　なかなか　良い王様ですね！
みんなに平等で　じぶんの　首飾りを子どもに　あげてね〜

こんな王さまがいたら　良い国になるのでは

シリーズが楽しみです
お奨めします　　　夏休みに読んで見てください！

とても懐かしい王さまシリーズの絵本です。
こどもがもう少し大きくなったらぜひ読ませてあげたいです。
ああしろ、と人に指示をし、色々と子供っぽいところがある王様ですが憎めなくて大好きです。
畑を自らいっしょうけんめい耕す王さま。
しゃぼんだまのたね等が面白いなと思いました。