娘が、「この人かわいそう、涙がでちゃった…」と薦めてくれました。
ゴッホの絵は私も大好きで、ポスターなども持っていますが、これほどの才能に恵まれて、これほど多くの作品を遺しているにもかかわらず、これほど不幸な人はいるだろうか…と思いました。
ゴッホに欠けていたのは、協調性や順応性。思い込みが激しく、感情的になり易い。だから、学校も仕事も恋愛もうまくいかない。
でも、貧しい人たちを助けたくて、牧師を目指すなど、本当は心の優しい人。
その優しさが、空回りで終わってしまうのが切なかったです。
その上、自分の絵が、世の中に受け入れれるのを見ることなく、37歳という若さで亡くなってしまうのだから、言葉にならないです。
大好きなゴッホの人生。深く胸にささりました。
今まで馴染んでみていた作品も、違った印象を受けそうです。