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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

かえるくんは かなしい」 ママの声

かえるくんは かなしい 作・絵:マックス・ベルジュイス
訳:清水 奈緒子
出版社:らんか社
税込価格:\1,430
発行日:2006年01月
ISBN:9784883301560
評価スコア 4
評価ランキング 26,945
みんなの声 総数 9
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  • 「ものがなしい」気持ち

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    かえるくんが元気がなくて
    お友達が笑わせようとしたり励ましたりします。

    こぐまくんは・・そっとしてあげることにしました。
    ねずみくんは・・バイオリンできれいな曲をひきました。

    するとかえるくんは泣き出してしまいます。
    きれいな曲を聴いてこらえ切れなくて泣いてしまったというのです。
    次第に二人は笑顔になり笑い合い
    かえるくんは元気を取り戻したのです。

    この絵本はかえるくんを責めたり
    こぐまくんを白状ものと呼ぶのでもなく
    また、ねずみくんが立派だね、というのでもないと思いました。
    こぐまくんもねずみくんもやさしい態度でした。

    なんとなく物悲しい。なんとなく元気がでない。
    お友達の様子がいつもと違うって思うことがあるかもしれません。
    そんな時、やさしく見守り決して責めず変わらない態度でいてあげる。そして元気になったらまたいつものように接してあがることが
    大事ではないでしょうか。
    そんな深いことを考えてしまうすばらしい絵本でした。

    投稿日:2010/11/23

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  • そぉっと、見守る。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    なんとなく、かなしいとき。
    どうしてだか分からないけど、テンションがあがらなくて、
    とっても気分が下向きのとき。

    そういうとき、あるある。
    私にはよく分かる!

    が、3歳の娘にも分かるのだろうか?
    とおもって、聞いてみたら、

    「かなしいとき、あるよ」らしく、
    そうなのかーと思ってしまいました。

    この絵本のかえるくんのように、
    どうにもこうにも悲しいときは、
    この絵本のくまくんのように、かえるくんが浮き上がってくるのを
    そっと見守って、
    そして笑えるときがきたら、一緒に笑えるといいね!

    無理して笑わそうとするねずみさんの友情も素敵だけど、
    でも頑張りすぎると逆効果なこともあるよね。

    そおっと見守る大切さを、
    教えられた一冊でした。

    投稿日:2014/06/26

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  • かえるくんはなぜか、悲しい気持ちになります。みんなが心配していろいろしてくれますがなかなか元気になりません。でも、ねずみくんがかえるくんに「おばかさんだな」と笑っていたら、かえるくんもなぜか笑ってしまいます。そしてみんなが集まって、みんなが笑っておしまい。

    まあ、こういうこともあるよね、、、とは思うけれど、子供に見せる絵本としては伝えたいことがよく分からなかったです。悲しい、といわれると子供も悲しくなってしまうようなので、個人的にはシリーズの違うかえるくんの本のほうが好きです。

    投稿日:2012/03/28

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  • こころ

    心って不思議ですよね。ちゃんとハッキリとした理由がなくても、とても落ち込んで
    しまう時もあるし、なんだか全てが上手く感じる時もあり...
    そのことを妙に簡潔に言い当てている絵本でした。

    普段のかえる君は、どちらかというと幼い感じだったのに、かえる君もお年頃になった
    のかな?! それでも、まわりには心配してくれる友人がいて、本当によかったね、かえる君。 

    投稿日:2011/06/20

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  • タイトル

    タイトルに惹かれたのでこの絵本を選びました。表紙の雲の描き方がふんわりとしていて所々赤色を使用しているのがセンスがあって良いと思いました。友達に心配してもらえる主人公は幸せ者だと思いました。ニコニコの笑顔になった時の主人公の顔が愛らしかったです。哲学的な考え方をする主人公がカッコ良かったです。続編を読みたくなりました。

    投稿日:2010/06/01

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  • 所詮、その程度のこと

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    かえるくんは、朝から悲しい気持ちです。自分でもどうしてなのかわかりません。こぐまくんは、そんなかえるくんが心配でならないのですが、ひとりになりたいというかえるくんを、そっとしておくことにしました。
    次にやって来たねずみくんは、かえるくんを笑わせようといろいろなことをします。そして最後にかえるくんは元気になるのです、というお話。

    私だったら、ねずみくんの努力を煩く感じてしまうのですが、かえるくんの悲しさを拭い去ったのは、結局、人の気持ちを思いやるこぐまくんではなく、うるさいねずみくんの方。なんだか人との付き合いの微妙なところを痛感しました。

    それにしても、かえるくん、元気になった途端に、
    「さっきは どうして あんなに かなしそうだったの?」
    と聞かれた事に対して、
    「さあ、どうしてだろ。ただね、そんなときもあるんだよ」
    と答えてしまうあたり、かなり現金です。
    でも、やっぱり人の心なんてそんなものかもしれません。

    ねずみくんの美しいバイオリンの音楽を聴き、思いっきり泣いたかえるくん。それから、ねずみくんと一緒に大きな声で歌ったり笑ったりしたかえるくん。
    思いきり泣いたり笑ったりした後は、悲しかったことなんて忘れてしまうものなのかも。
    どっぷり悲しみに沈んでいるより、なにかやって気を紛らわせた方が、楽しい時間が持てるものなのかもしれませんね。

    娘と、「かえるくんの悲しみって結局なんだったんだ?」と言いながら、「深く悩んでいるつもりでも、案外たいしたことではないのかもしれないな」とちょっと納得もしてしまったお話です。

    投稿日:2006/04/20

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