私が小さかった頃は、父親がたくさんの童謡を歌ってくれました。
家には何冊か童謡の本がありましたので、今でも歌を聞くと本の絵を思い出します。
自分の子供のために歌の本をさがした時、私の知らないアニメソングが載っていたり、絵がコミック風だったり、本に鍵盤が合体していたりと、純粋に歌が楽しめる本は、なかなか見つかりませんでした。
この本には、よく知っている大好きな歌が、たくさん載っていました。
季節の順に曲が並んでいて、ストーリーが感じられました。
主旋律だけの楽譜が小さく載っているので、正式なメロディーを確認したい時に役立ちました。
そして、歌にぴったりの優しい絵のおかげで、歌うことがとても楽しくなりました。
幼い娘や、甥、姪といっしょに、たくさん歌うことができました。
(長男の時はまだこの本と出会ってなくて…。ごめんね、息子。)
娘は「今日この歌、学校で歌ったよ。」と、この本を広げて歌ってくれることもあります。
娘にとって、これからも大事な一冊になることでしょう。