「きょうのそらはどんなそら」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

５歳の息子と一緒に、全ページ試し読みで読ませていただきました。
小さな猫が空を見あげています。夜明けから日が沈むまで、空は次々にいろんな表情を見せてくれます。
猫によく似た形の雲が空に浮かんでいるのを見て、息子はとてもうれしそうでした。
せわしい日々を立ち止まり、なんだかのんびりと空を眺めたくなりました。

読んでいてなんだかほんわかしてしまいました。
毎日、天気予報をみたり聞いたりして、その日のお天気に
ついて思いを巡らすのですが、「そら」と言っても一日中
おんなじ顔をしているわけではないのですよね。
穏やかに晴れていたはずが、きゅうに雲がもくもくとわいて
でて、ざーざーぶりになったり。またすっかり晴れたり。
当たり前のことなのですが、普段忘れていることを
思い出させてくれるような絵本でした。
そらのひょうじょうが娘にもよくわかるように、いつもよりも
ゆったりと読みました。

「きょうのそらはどんなそら？」
猫ちゃんの視線で空を眺めているように描かれています。
雲の流れがわかるようなそらが描かれていたり、雨降りのそら。いろんな空があります。
この本を読んで子供と一緒に空を眺めたくなります。

「０歳〜３歳」となってますが、大人も楽しめる絵本ですね。
朝日が昇るところから、日が暮れて夜になるまでの
空の一日を描いています。
空の表情が刻一刻と変化していくのが、あらためて
「空っていいなぁ」「見飽きないものだなぁ」と思わされました。
ほっこりのんびり〜なんだか癒されました。