「たのしいたてもの」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

住人それぞれの個性で、好きな部屋が作られていますね。
個性的な部屋は見ているだけでも面白いのですが、子供は「めちゃくちゃだよー、これは・・・」と、かなり心配していました。
確かにね・・・
でも、最後には上手くまとまりましたよ。
絵をじっくり見て、楽しむ本だと思います。

立ち読みでちらっと読んで、これはおもしろい！と思い早速入手。
同じがらんどうの空間に、アイディア一つで様々な個性豊かなお部屋に変身。
どんな部屋ができるのか、わくわくします。

私自身が、お部屋のインテリアや配置を考えたりするのが好きなので、
子供にもこんな世界があることをちょっと知ってほしいと思ったのです。

できあがったマンションはほんとに夢いっぱいの
みんながハッピーな気持ちになれるような素敵なしあがりで、
こんなおうちに住みたい・・・
と思う反面、ちょっとおちつかないか・・・
なんてリアルに考えてみたりして（笑）

「あなたならどんな部屋をつくる？」
「宇宙空間！」とお兄ちゃん。
「お花のお部屋！」と妹。
ママは？と聞かれてすぐに答えられなかった時、
「頭、かたっ」と思い知らされた私でした。

とにかく絵を見てるだけでも楽しくなっちゃう。
ママなら宝石でできたキラキラのお部屋！
僕なら無重力のふわふわ宇宙部屋！
と、どんどん夢の部屋も会話も弾む絵本でした。

　小学生の娘が食い入るように見ていました。楽しいイラストに、ページをめくるのがワクワクしてきます。楽しい部屋が完成した時には、もう何分もそのページを眺めていました。

　読む絵本というよりは見る絵本。文字を読むようになると絵本の絵を眺めることが難しくなります。娘はいまだに「本を読んで」と持ってきますが、そんな絵を読む楽しみをまだまだ堪能したいのかもしれません。

　絵本というのは奥深いものだと改めて感じた一冊です。