ポンテとペッキはふたごのねずみ。
野原に遊びに出かけた二人は、大きな大きなプリンを見つけます。
夢中で食べ始めたペッキのところには、バッタやリスがやってきて、プリンをどうするか話し合うことに。
このプリン、一体誰のものなのでしょうか?
クレヨンや色鉛筆で描かれたような絵がすごく色鮮やかで、ふたごのねずみ達も可愛かったです。
プリンの持ち主とその使い道を知った時、プリンを食べてしまったこと・後から食べられるように隠そうとしていたことをペッキが正直に告白して泣き出したところでは、本当に心から反省していることが伝わってこちらまで胸が痛くなりました。
過ちを犯すことは誰しもあります。
でもそのことを反省して謝罪することは何より大事なことなのだと、子供達に向けてのメッセージが含まれているように感じられました。
最後のあたりでペッキに笑顔が戻り、ほっとしました。
こっそり隠れて食べるプリンより、みんなで食べたプリンの方が何倍もおいしいよね。