桂三枝の落語絵本シリーズ(2) 鯛」 てんぐざるさんの声

桂三枝の落語絵本シリーズ(2) 鯛 作:桂三枝
絵:黒田 征太郎
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2005年09月
ISBN:9784861930171
評価スコア 4.44
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みんなの声 総数 8
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  • 大将、『ギンギロ』カッコいいぜ〜!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    ある魚料理専門店の「いけす」の中のお話です。
    黒田征太郎さんのイラストの鯛が、ものすごくお噺のイメージに合っていて、その表現に笑ってしまいました。
    特に表紙絵は、この噺に登場する大らしさが強調されているような気がします。

    まんま桂三枝さんの創作落語ですから、将来落語家になりたい人の練習には(もしかしたら)もってこい(?)かもしれません。
    親分肌のいけす歴20年という大将『ギンギロ』と、新入りだけど入ってそうそう人の網から逃れた生きのいい真鯛の『ロク』との会話のやり取りは、ポンポン弾んで小気味よかったです。
    ラストにはちょっと悲しい事件が起きるのですが、
    カッコいい親分肌の『ギンギロ』の活躍は最後まで、一貫してカッコ良くて、目が離せませんでした。

    この絵本はそうとう練習して、噺の落語的要素をうまく出して読まないと、だらだらとしたつまらない絵本になりそうです。
    なので、大勢の前での読み聞かせにはどうかな?と、思いますが、
    お父さんお母さんがお子さんと向き合って、声に出して読んであげる分には楽しい1冊となりそうです。

    「いけす」や「鯛」という魚の種類がわかる年頃の方が面白く感じると思うので、お薦めは6,7歳以上かな?もちろん、大人が読んでもめっちゃ楽しいです!

    投稿日:2011/12/19

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