このあと どうしちゃおう」 レイラさんの声

このあと どうしちゃおう 作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2016年04月22日
ISBN:9784893096173
評価スコア 4.8
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  • 死と向き合う

    ヨシタケシンスケさんのユーモア哲学、なんと、死の考察です。
    おじいちゃんの死後、遺品整理で出てきたノートには、
    「このあとどうしちゃおう」というテーマで、死後の希望が描かれてあったのですね。
    自分の死後の状態の予想などが、実に自由な発想で描かれています。
    「ぼく」は、おじいちゃんの心理をも読み取りつつ、
    自分も真似してみようと考えるのですね。
    ラストのオチも、いつもながらのクオリティ。
    子どもらしい受け止め方がとてもほほえましいですが、
    しっかりと考えているところにはいたく感心しました。
    さりげなく出てくるりんごは、ヨシタケ哲学の象徴でしょうか?
    タブー視したくなる「死」について、ユーモアを交えてもしっかり考えさせてくれる作品です。
    小学生くらいから大人まで、死と向き合うことができると思います。

    投稿日:2017/02/06

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