宮沢賢治の絵本 水仙月の四日」 ねんねこしゃんさんの声

宮沢賢治の絵本 水仙月の四日 作:宮沢 賢治
絵:黒井 健
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1999年11月
ISBN:9784895881128
評価スコア 4.25
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  • 冬のファンタジー

    激しく降る雪、風。
    吹雪の中で今まさに消えゆく幼い命を助けようとするのは、冷たい雪を降らせる妖精、雪童子 。

    ひゅうひゅうひゅう、ひゅうひゅう。
    雪童子たちが巻き起こす雪風はますます強くなり、やがて子どもは力尽き起き上がれなくなります…

    それは、あっという間の出来事でした。

    やり方は少し乱暴だったけど、夜が明けるとおとうさんが探しに来て、子どもは無事助かります。

    「あの子どもは、ぼくのやったやどりぎをもっていた。」
    と、泣くようにつぶやいた雪童子。

    子どもが離さずにしっかりと持っていた事が、よほど嬉しかったのですね。…優しいね。

    冬の厳しさ雪山の恐ろしさを感じながら、最後は心がほっと温かくなる作品。

    黒井健さんの透き通った深みのある絵も魅力的な一冊です。

    投稿日:2014/06/28

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