おかしきさんちシリーズ第1作目です。
男四人兄弟、ふー、まー、いー、うー、仲がいいのか悪いのか、いつも声が聞こえてる。
ある日、それぞれがしたいことを一人きりで別々の場所でやってみた。「ひとりっていいな。やりたいことがちゃんとできる。ねえ、そう思わない?」、でも、ふりむくと誰もいない・・・
真っ赤な夕焼けの中で、「みんなに会いたいなぁ・・」という気持ちがひしひしと伝わってきました。
一人の時間も素敵だけど、やっぱり四人一緒じゃないとつまらない!兄弟っていいな、と思わせてくれる絵本です。
読みやすい文章と、目の覚めるような鮮やかな色彩の挿絵も魅力の1冊です。