一と二があり、併せて読んでみました。二冊続けてもそんなに分量もないので読みやすかったです。
こちらの本は、二話なのですが、クリスマスのお話がどことなく「若草物語」を彷彿とさせるものがありました。
ツリーを貧しい人たちに持って行こうとする点です。
ただ、「かわいそうなこども」と言っても、すでに施設に入っている人たちには、ツリーの必要もないところが、気の毒でもあり、ウンゲラーらしいところだなあと思いました。
こちらのお話も、おもしろさの中にも家族の良さが感じられるところがあり、ほのぼのとした読後感で終われるところがいいなあと思いました。