北のチロヌップにきつねの夫婦に子供が2匹生まれます。最初この本のことは知らなかったので、きつねの家族が苦労するけれどみんな元気でわきあいあいと育つという絵本だと思っていました。でも違いました。きつねたちの毛皮や肉をとりにくるために死んでいく話しでした。家族愛 と 戦争 この2つが結びついたとき悲劇がきつねの一家を襲います。優秀な動物映画のように人間は端役で登場して、きつねの一家を見ているうちに悲しみが倍増します。2年生のちびには早すぎたようで(かわいそうなぞうも気に入らなかった)後2.3年してから読んであげるようにします。