ゴフスタインさんの作品で初めて目にしたのがこの「ブルッキーのひつじ」です。彼女の作品はいつもとてもシンプルな絵で派手さはないけれど心にぐっとくるとっても暖かで作品ばかりです。大切に飼っているかわいいこひつじ。でも主人公は単なる「ペット」としてではなく生きとしいけるものとして自分と同じ目線で愛情をそそぎます。そしてこひつじもまた信頼・親愛の情を示します。何気ないお話ですが主人公とこひつじのやりとりに作者の暖かなまなざしが感じられます。いままで読んだ中で私の一番好きな絵本です。最後の「そしてぴったりよりそった」というフレーズ。特に良いです。