ぼくのぼうけん」 伴門陶汰さんの声

ぼくのぼうけん 作・絵:なかの ひろたか
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:2000年11月25日
ISBN:9784834017243
評価スコア 4.71
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  • こうなったらどうする?

    “ぞうくんのさんぽ”の作家さんなんですね。
    後半“おばけ”が海に落っこちる場面はまさに“ぞうくん”でした。

    ぼくが船の絵を描いてお父さんに見せると、
    「お父さんも乗りたいなぁ」の返事に、
    「だめ ぼくはこのふねで ぼうけんするんだ」と海に漕ぎ出す絵を
    描きました。

    そこへお父さんが「嵐でひっくり返ったらどうする?」と難題を
    出すと、「うみのなかだって はしっちゃう」と潜水艇になった船
    を描いて、物語は展開していきます。

    途中大ダコと格闘したり、5つの顔が重なったへんてこな“おばけ”
    が現れたりと、子供心をくすぐるポイントが次から次に出てきて
    飽きさせません。

    特に“おばけ”の場面では、「しってる うちにもある!」と息子も
    反応しました。そうそう、あの“おばけ”はこうやって倒すんだよね。
    遊んだことあるもんね。

    絵本の中の親子は身近にあるものを使ってお話しを広げていき、
    お父さんが「こうなったらどうする?」とうまいことリードして
    子供の反応を引き出しているなぁと感心します。

    うちの息子はまだ自分の思うようには絵が描けませんが、
    こんな風に掛け合いしながら物語が作れたら楽しいでしょうね。

    読み終わったらきっとスケッチブックを取り出して絵を描きたく
    なること請け合いです。

    投稿日:2008/07/03

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